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閣僚と与野党、鳩山首相の進退めぐり意見交錯(産経新聞)

非常に 鳩山由紀夫首相の進退をめぐり、閣僚や与野党からは1日、首相擁護・批判の声が交錯した。

 【閣僚】

 菅直人副総理・財務相「鳩山政権のもとで鳩山首相を支えるという立場には変わりない。もともと任期いっぱいの4年間、首相をしっかりと務めていただきたいと申し上げてきたし、その気持ちは今でも変わっていない」

 北沢俊美防衛相「(首相の進退を問う声は)そんな声聞いてませんがね。日米合意は鳩山首相がかなり苦労なさって決断した話で、それに対して間違っているという話は聞いたことはない」

 長妻昭厚生労働相「私としては、首相には職務を貫徹してもらいたいと思う。具体的な成果が今後、出てくると思うので、そこまで職務を遂行されるのが望ましい」

 仙谷由人国家戦略担当相「(首相が)替わることは想定していない。私の守備範囲を粛々と予定通りやろうと思っている」

 亀井静香郵政改革・金融相(国民新党代表)「粛々と、今の日本が大変な状況なので、これに取り組んでいかれると思う。私も全力でそれを支えていくということに尽きる。おそらく民主党もそうであろうと思う」

 岡田克也外相「今までの民主党の歴史を見ると、そういう時に何かトップを替えることで乗り切ろうと、特に選挙が近くなるとそういう声が出がちだ。私はそういうことも含めて、国民は見ていると思う。(昨年の)総選挙の前に麻生(太郎)首相に対して、自民党からいろいろな意見が出た。そのことで麻生首相の支持がさらに失われた。だから、そういうことは慎重になされるべきだと思う」

 枝野幸男行政刷新担当相「国民から厳しい目で見つめられているということは、私自身としては1カ月以上前から受け止めてきている。そうした批判を謙虚に受け止めて、しっかり批判に答えていくことが唯一できることだ」

 原口一博総務相「リーダーを1年おきに変えてきたこの構造を変えないと、私たちの国はまた同じところを堂々巡りしてしまうのではないか」

 川端達夫文部科学相「直接的に退陣をすべきだという人は、私は個別具体的には聞いた覚えはないが、参院選の状況が厳しいことは、私も自分の地元でいえば、実感している」

 平野博文官房長官「首相の進退なんていう言葉が飛び交うこと自体、おかしなことだと私は思う。責任は私にある。これは否定するつもりはない」

 千葉景子法相「いろいろ漏れ聞こえてくるが、さて今後、じゃあそうしていくのかということがなかなか見えていないかなあという感じはする。普通以上に厳しい状況にあるということは、みんな感じている」

 中井洽国家公安委員長「熱心に(政権を)支えてきた皆さんが『小沢氏に一任』となったので、首相と幹事長の会談を見守りたい」

 前原誠司国土交通相「確かに普天間の問題に象徴されるような首相のリーダーシップの問題、あるいは(小沢氏を含めた)ツートップの『政治とカネ』の問題が極めて大きくて支持率が下がっているのは事実。その点について、われわれはしっかりと反省しなければならない」

 【民主党】

 桜井充・民主党参院政審会長「正直、一度首相と直接、話をさせてほしい。どういう情報が上がって、どのぐらいの危機感をお持ちなのかそこを確認したい。いい情報しか上がってないという話もあるので」

 高嶋良充・民主党筆頭副幹事長「1年ごとに総理総裁を替えるという自民党のやり方が、国民の信頼を失ったかどうかは一概には言えないと思う。社長の交代であろうとどこであろうと、永久にトップが続かなければならないということではない」

 喜納昌吉・民主党参院議員(党沖縄県連代表)「(首相の問責決議案への対応は)首相の今後の動きを見てから考える。賛成したぐらいの気持ちはある」

 海江田万里・民主党選対委員長代理「力関係から、鳩山さんに鈴をつけられるのは小沢さんしかいない」

 【自民党】

 大島理森・自民党幹事長「私に言わせれば、『あなたたちが選んだ首相でしょ』と。目前に迫った選挙を優位に戦うためだけに、いわゆるシャッポを変えて戦いたいという非常に浅はかな戦術論的な議論としか思わない」

 田野瀬良太郎・自民党総務会長「頭切りだけではとても済む話じゃない。もう(政権の)胴体すべてが死に体状態だとすると、ここは解散・総選挙を選ぶべきではないか」

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